偏差値は就職に直結する?

偏差値は就職に直結する?

今の時代、偏差値が就職に直結するとは言い切れません。昔のように新人を1から育てる余力のない会社が増えているのも実情です。

そんな会社が欲しい人材は、早く戦力になるような人です。そのため、大学生のうちから仕事に役立つような資格を取得していたり、仕事に直結するスキルを身に付けている人の方が、就職するには有利だと言えます。

しかし、大企業に就職したいと考えているなら、話しは違ってきます。大企業は人材を育成する環境が整っている場合が多いため、即戦力よりも自分の会社に合わせた人材を採用している会社も多いです。

ですから、大企業への就職を希望しているならば、偏差値が直結とまでは言えなくとも大きく影響してきます。

偏差値は何故導入された?

偏差値は何故導入された?

偏差値は何故導入されたのでしょうか?もともと日本の教育の土壌の中で、相対的な評価である偏差値という概念はありませんでした。

しかし、戦後、日本がアメリカの考え方を吸引していく中で、これまで作文などによる絶対的評価が、他と比べてどの程度秀でているのかという、相対評価、ペーパーテストのまるばつで、その能力を測ろうとするする方法論が普及しました。

アメリカは、今は、絶対的評価をより重視するような向きもあり、ペーパーワークでは、いまいち測定結果と結び付けがきちんとされていなかった、論文などの絶対評価、評価者の主観的な評価をより多く用いるようになってきています。

偏差値の時代は、すでに終わりを迎えつつあり、これからの時代でより大事になってくるのは、人として何ができたのかというパフォーマンス力や、その潜在能力を感じさせる人間力がこれからは、評価の対象になってくるのではないでしょうか。

偏差値は何故排除されない?

偏差値は何故排除されない?

偏差値とは学力を図る数値ですが、学力以外にも大事なことはたくさんあるのに何故偏差値が重要視されているのかと考えている方も多いでしょう。

しかし、学力が大きく関係する大学入試などで全国の受験生全員を公平に判定しようとすれば、誰の目からも明確な数値が必要となります。

それが偏差値です。仕事にもよりますが就職する際には、人間性を重要視され、それに加え偏差値はその人の今までの努力の数値とも言えます。

これからも努力していける人であるのかどうか、これは一つの判断基準となり得ます。確かに勉強が苦手な方には厳しい方針であると言えますが、大学のAO入試が増えてきていることや、センター試験の方法が変わることなどを見ると、学力以外の部分も重視されつつあると考えられます。

その一方、やはり多くの人を客観的かつ効率的に図るためには偏差値はまだまだ排除されにくいでしょう。